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2024.10.02
#ブログ
新築住宅を建てる時、資金の将来設計とリアル例
こんにちは、マーケティング室のHです。
当社では、『家だけが人生じゃない』というお話をよくさせていただいてます。
夢の新築計画ですが、家族の暮らしを守るのが最優先です。
お子様との暮らし・お子様が進学で家を出たあとの仕送りや学費・お子様が自立した後の生活等、家族によって意外にもたった数年で暮らしはガラッと変わります。
私は日々、直接お客様と関わる機会はそう多くないのですが、子育てと子供の自立を経験している立場から新築をご計画中のお客様の家づくりに関して少しアドバイスになればと思い、今日は自身の経験を1つの例としてお話させていただこうかと思います。
子育て第1段階
上の子が小学校入学
下の子幼児
私は21歳で長女を出産し、少しだけ若くして子育てをスタートしたので貯金はもとより両親も事情があってあまり援助をしてもらえる状況ではなく、金銭的な余裕が全くない状況からのスタートでした。
子育てをする生活費と母親業の時間のやり繰りに追われて、正直『新築を持つ』という理想はおろか『家を建てる』ということが自分には別次元のような感覚がありました。
下の子が年長くらいの頃に、今の会社に入りモデルハウスを見たのも勿論人生で初めてで、入社したのがきっかけでたくさんのモデルハウスやお客様のお家を見に行く機会が増えました。
このとき暮らしていたのは、2階建ての長屋(1階と2階を住居として、他住居と横並びで数件が繋がる住宅)です。
母の持ち物だった住宅を安く購入し、月々の家賃を購入費のように支払っていた状態でした。ある意味『持ち家』のような状況でした。
子供手当で子供の貯金は確保できることもあり、大変ではありましたが金銭的には、正直この時期が一番楽だったのですが、とにかく金銭的に自信がなかったのも事実です。
子育て第2段階
上の子が中学入学
下の子が小学生
子供達の成長もあり、外に家族で出かける機会が増える。
習い事と食費に多少お金が掛かる時期。
5LDKの中古住宅を購入、ワンちゃんを2頭お迎えしました。
見た目をキレイにリフォームしてあったこともあり、子供たちも大喜び状態でしたが、寒すぎてさらにリフォーム、同年の年末に雨漏りが発生・・!
子育て第3段階
上の子が高校へ入学
下の子が中学入学
通学・携帯等の固定費も掛かる時期。
部活の送迎や大会の送迎、子供の送迎という仕事が増える。
そして、着るもの等にもこだわりが生じ、衣食にとてもお金のかかる年代となります。
子供達が小学生の頃は、中学に上がったら成長に比例して暮らしが楽になると思っていたのですが、『大きくなるほどお金が掛かる』と気が付いた時期になります。
子育て第4段階
上の子は高卒で就職・数か月で自立
下の子は高校入学
上の子が自立してラクになる!と思ったのもつかの間、進学費用の積立計画として正社員に。
毎月増えた分の収入を全て先取預金で貯蓄を開始
送迎と家事、仕事の時間の調整だけでも忙しい毎日でしたが、計画通りに貯蓄は進められました
子育て第5段階
下の子が大学入学
地方へ進学したので、毎月決まった額の固定費として掛かりますが目に見えないお金が財布から毎日消えていくということが大きく減りました。
毎月の計画がわりと立てやすくなり、再度の雨漏り&孫が出来たという事もありなんとココで新築計画。
・・・自分の人生を振り返って、どこで新築するのが正解だったのか考えてみると、おそらく子育て第1段階から第2段階でした。
ある程度第1段階で無理をしてでも貯蓄を作って、第2段階で手元に残しつつ新築すれば良かったな、と思いました。
現在子育て中の方も、新築のタイミングを漠然と考えていてもなかなか1歩が踏み出せないという方も多いと思います。
当社では年間500組以上のお客様より新築のご相談を頂いています。
経験豊富なスタッフがたくさん在籍しておりますのでまずは是非、将来設計についてもお気軽にご相談ください。
お客様自身が新築に関する知識を持って、ベストなタイミングでの家づくりをしましょう!