2021.03.04

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性能とトータルコスト

新築営業部の上田洋明です。 旭川の積雪が8年ぶりに1メートルを超えたそうです。 どうりで、最近の休日は除雪と薪割しかしていない気がしています。

今まで、ラクイエの性能についてUA値やC値の数値など色々とご説明させていただいていました。
壁の断熱材で、柱と柱の間に充填している断熱材はマグイゾベールという高性能グラスウールですが、今回は外貼りで使用している「ネオマフォーム」についてご説明します。

ネオマフォームは旭化成建材が取り扱いをしている建材です。 素材はフェノール樹脂と言って、簡単に言うと、熱に強い人工合成されたプラスチックです。 耐熱性や難燃性が求められる箇所に使われていて、フライパンの取手や、自動車の部材に使われています。
トップクラスの断熱性能があり、熱伝導率は0.020W/(ⅿ・K)という数値で、数値を言われても分かりにくいと思いますが、要は薄くても断熱性能がすごいという断熱材です。 高断熱性能はみんなが求めています。 中には細かい空気の粒が沢山あり、それぞれが独立しています。(独立気泡率94~95%) フェノール樹脂は中に閉じ込めた発砲ガスが抜けにくく、外からの侵入も少ないので長い間高い断熱性能を維持できます。
長く住む住宅ですから建てた時の高性能が長く続くのはとても必要な事ですよね。
ネオマフォームは炎をあてても急に燃え広がらず、炭化してしまいます。 有毒ガスの発生も抑えます。 万が一の火事にも少しは安心ですね。 その辺りが評価されていて、大原三千院の円融蔵や、出雲大社の宝物殿収蔵庫など、国の重要文化財の収蔵施設にも採用されているようです。 発砲ガスにもこだわっていて、フロンや代替フロンを一切使用していないので地球環境にも優しい商品です。 地球温暖化が叫ばれている中、環境にも優しいのはホッとします。
外貼りに使用する為、板状の材料で薄くても高断熱な断熱材は、施工性も良く、手間をかけずに性能向上に一役買ってくれます。 様々な場所に、用途にあった断熱材を使用する事で、トータルでの高性能なUA値を出せている住宅。それがラクイエです。 単品の断熱材の性能だけでは家は良くなりません。

適材適所はどこの世界でも必要な事ですよね。 また、いくら性能が良くなっても、価格が高くなってしまっては購入しにくくなり、トータルコストは増えてしまいます。 良いものが高いのはある意味当たり前です。
でも、ラクイエは低価格で高性能を特徴としており、おかげさまで旭川市内近郊のお客様に支持をされ、2020年7月からの下半期の着工等数ではおかげさまで旭川ナンバーワンになることが出来ました。
今後もこれで良いと満足せず、より良い住宅を皆様にご提供できるように取り組んでいきます。 そんなラクイエについて、さらに詳しくお聞きになりたい方はモデルハウス見学の予約フォームでご予約の上でご来場ください。 お待ちしております!!