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2025.01.16

#ブログ

【補助金160万円?】GX志向型住宅とは

最近おうちづくりについて調べていると【GX志向型住宅】という言葉をよく耳にします。

さらに調べていくと、【補助金160万円】という内容も……

今回はこのGX志向型住宅について、住宅のプロであるハウスメーカー目線で

徹底解説

していきたいと思いますので、是非最後までご覧ください!

 

GX志向型住宅とは?

 

そもそもGX志向型住宅とはなにか?というところからお話させていただきます。

GX志向型住宅とは、グリーントランスフォーメーション(GX)の考え方を取り入れた

次世代型の住宅のことで、従来のZEH水準の住宅や長期優良住宅を大きく上回る性能を有したものを指します。このGX志向型住宅には、具体的な条件がいくつかあるのでそれをご紹介します。

 

①断熱等性能等級「6以上」

 

断熱等性能等級「6以上」の住宅では、断熱性能が大幅に向上し冬は暖かく夏は涼しい快適な住環境が得られます。

断熱等性能等級「6以上」を達成するためには、高性能な断熱材や窓の導入が必要です。

断熱性能の向上により、冷暖房の使用が抑えられ、長期的に見て光熱費の大幅な削減が期待できます。

このような住宅は省エネ性能が評価され、市場価値が向上するため、長期的に見ても資産価値の維持や向上につながるのもメリットです。

 

②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」

 

GX志向型住宅では、再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減率が「35%以上」であることが求められます。

エネルギー効率の高い設備や設計を導入し、建物自体のエネルギー消費を抑えることを意味します。

取り組みとして、高効率の空調設備や照明器具、さらにはエネルギーを無駄にしない建築デザインなどが必要です。基準を満たすことで、環境負荷を抑えるだけでなく、住宅の維持費も低減できます。

 

③再生可能エネルギーを含んだ一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」

 

再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」を達成するためには、太陽光発電や蓄電池などの導入が欠かせません。その結果、住宅全体で使用するエネルギーを再生可能エネルギーでまかなうことが実現しやすくなります。

エネルギーの自給自足が実現すれば、環境負荷をゼロに近づけるだけでなく、電力の自家消費により電気料金の削減も可能です。

※ただし寒冷地に関しては削減率75%で条件クリアとなります

 

GX志向型住宅の補助金について

2024年11月29日に閣議決定された「子育てグリーン住宅支援事業」を活用することで、GX志向型住宅を新築する際に最大160万円の補助金を受け取れる可能性があります。下記の画像をご参照ください。

また、国交省に記載されたこちらの内容をご覧いただくと、より詳しい内容がお分かりいただけるかと思います。

従来までは子育て世帯限定で最大100万円の補助金を受け取ることができた子育てグリーン住宅支援事業でしたが、今回の160万円の補助金は

GX志向型住宅であればすべての世帯が対象

となっています。

GX志向型住宅を建てるメリット

 

そんなGX志向型住宅ですが、建てるうえでのメリットをお話します。

 

①補助金による初期費用の低下

 

前述の通り、GX志向型住宅はすべての世帯が160万円の補助金対象となっています。

従来の補助金は子育て世帯が対象かつ年齢制限等もあったのですが、今回のGX志向型住宅では対象となる世帯がぐっと広がり、金額も最大100万円➡160万円と大幅に引き上げられています。

この補助金を活用することで、初期費用を大きく抑えておうちづくりをすることができます!

 

②高い断熱性能による光熱費の削減

 

前述の通り、GX志向型住宅は従来のZEH基準の住宅、長期優良住宅をも上回る断熱性能を有しています。

ということは、それだけ光熱費を削減できるという大きなメリットに繋がります。

おうちは建てて終わりではありません。

10年、20年、30年と住み続けていく中で光熱費を安く抑えられるというのは

年数が経てば経つほど大きく響いてくる部分かと思います。

 

③健康的な暮らしの実現

 

外気の影響を非常に受けにくいGX志向型住宅。部屋同士の温度差を減らし、ヒートショックのリスク軽減にもつながります。

特に寒い北海道地域では、ヒートショックのリスクは常に付きまといますよね。

そういったリスクを最低限に減らすことができるのも、GX志向型住宅ならではのメリットと言えます。

 

GX志向型住宅を建てるデメリット

 

そんなGX志向型住宅ですが、メリットもあればデメリットもあります。

 

①初期費用がかさみやすい

 

GX志向型住宅は、ZEH水準住宅や長期優良住宅よりも高性能な断熱材や再生可能エネルギー設備の導入が求められるケースが多いため、初期コストがかかりやすい傾向があります。

補助金の活用により初期コストを軽減できますし、ランニングコストを抑えられる可能性は高いのですが、

ケースによっては補助金額を上回ってしまうことも…

ここでは、

①今建てようとしているおうちの金額

②そのおうちがGX志向型住宅であるか

③GX志向型住宅ではない場合、GX志向型住宅の基準にするためにどれくらい金額がかかるのか

をしっかりと確認し、金額差を理解したうえでおうちづくりを進めていくことが重要です。

 

②太陽光パネル設置による弊害

 

GX志向型住宅は、再生可能エネルギーの利用を前提としています。

ですので必然的に太陽光パネルの設置が求められるのですが、

太陽光パネルを設置することによるデメリットも考える必要があります。

具体的には

・日当たりを優先する必要があり、おろそかにすると十分な発電量を得られないことがある

・追加のコスト&メンテナンス費用がかかる

・太陽光パネルを設置するためにデザインの自由度が低くなる可能性がある

といった内容です。

こうしたデメリットも理解したうえで、GX志向型住宅を考える必要があります。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

少しでもおうちづくりの手助けになりましたら幸いです。

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