2021.05.14

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地鎮祭

今回は、地鎮祭についてお話しようと思います。
まず地鎮祭とは、その土地を守っている氏神様に新しく建物を建築することを報告し、工事の安全や、ご家族の繁栄を祈る儀式です。

祭壇を紹介します。
四方に杭を立て、しめ縄で囲います。その中に祭壇を置き、盛砂を作り御幣を立てます。祭壇に飾る主なお供え物は、尾頭付きの鯛、昆布やわかめなどの海藻、野菜、果物、お菓子、お酒、お米・水・塩になります。

 

祭壇の準備が整ったところで、地鎮祭が執り行われます。
神主さんが、お供え物と参列者を清めるところから始まります。神様をお迎えし、お酒とお水、お供え物を神様に差し上げます。そして、祝詞奏上(のりとそうじょう)です。これは、神主さんが神様に工事の安全を祈る祝詞(のりと)を読み上げます。

四方祓いで土地を清めます。

 

次に玉串奉奠(たまぐしほうてん)です。参列者が、玉串を神前に二礼二拍手一礼の作法で供えます。

 

最後に神様にお帰りいただき、地鎮祭は終了となります。地鎮祭のあとは、参列者のみなさんと安全を祈願して、お神酒で乾杯します。
地鎮祭をご検討のみなさまの、参考になれば幸いです。