自分にとってのお家づくり

10年ほどパートで新築営業部の事務をしておりましたが、３年ほど前に子供たちの進学などの転機に晴れて正社員としてマーケティング室新築営業部担当へ配属となりました。
マーケティング室とは広告や看板、その他お客様へお見せする資料や空間づくり、HPなど…
業務内容は多岐に渡りますが一言で言うと「YOUトピアカワムラをたくさんのお客様に知ってもらうため」の活動をしています。

実は自宅も昨年やっと新築しまして、今回は自分のお家づくりについてお話させていただきます。

以前は築３5年のリフォーム済み中古住宅を購入、8年間暮らしていました。
広さは５ＬＤＫ、母と暮らす予定があり子供たちもまだ小学生・中学生で個々のプライベート空間の確保のための購入でした。
リフォーム済み物件だったので、広くてキレイ。快適だねと喜んでおりました。
ただ１年目の冬、寒い…。足の裏が冷たい…。灯油代が月５万円…。

極寒の北海道旭川市、何とも仕方ない事なのか、ですが母も一緒なのでとてもじゃないけどこれは体に悪いと思い、自社にて床下・逃げる熱に蓋をする形で天井裏の断熱工事をしました。
工事のおかげでひとまずルームソックスは履かずに生活できるようになりましたが、やはりトイレやお風呂の寒さは改善できず、2Fはそれぞれの部屋で灯油ストーブを焚く現状がありました。
「ああ…中途半端に高い買い物をしてしまった」と思いましたが中古とはいえ住宅ローンも25年で組み、新築よりは安いであろう月々4万円ちょっとの支払いをしてまいりました。

昨年娘たちの結婚、地方への進学を機に新築を考え、色々迷った挙句4LDKの新築に踏み切りました。
母も現在は別居なので2人暮らしに何故４ＬＤＫ？ですが、なんとなく寒いお家で育てた娘たちに万が一何かあって戻ってくることがあったとき・母に何かあったときを考えずに居られなかったからです。
必要ないかも・・・でも夫婦二人のこれからの長い生活お互いに干渉したくないという気持ちもありコンセプトを「シェアハウス」と決め、
娘たちが戻ってこなければ２Ｆを広く使える自分の部屋にも出来るよう設計してもらいました。

兼ねてからラクイエの性能の住宅資料を作成する機会が多かったので、暖かくて快適な住宅であることは十分に理解してまして、
実は社員ながらお客様に対しても「ラクイエを建てられるなんて羨ましいなあ。」と思っていました。
そこで「ラクイエフリー」にて自由設計の住宅を選択。
主人は１Ｆで犬達と伸び伸びできる空間を、私は２Ｆで自分の時間を満喫できる空間を。
おかげさまで夫婦ともに干渉されない自分だけの空間を確保し、暖かくて快適な暮らしがスタートしました。

フリープランとなったことで若干予算はオーバーしましたが、ラクイエの間取りはとても使いやすいプランがたくさんあり性能も自宅と同じ気密性。
それでいて、私の自宅より遥かに安い。
きっとその間取りから選択出来たら融雪層・食洗機等々の分は浮いただろうなあ・・・と思いつつ、快適過ぎて後悔はしていません。
実際お家づくりをしてみて個人的に思うのは、お家づくりについて考えた時、現在の住まいの悩みが基準になると思います。
友人や家族に「わあ！素敵」と思ってもらえる住宅も良いと思いますが、デザインはラクイエでも十分対応できるし私にとっての家づくりの1番の条件は暖かくて快適な家でした。
１人でも多く、寒さや住まいの悩みを抱えた方にラクイエを知ってほしい、快適に暮らしてほしいと願って日々活動していこうと思います。

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