2024.10.23

【土地の参考書】プロが教える「いい土地を見つけるコツ」とは

土地探し

 

「理想の家を建てるためには、まず理想の土地を見つけることが大切だ」とよく言われますが、土地選びは予算や情報収集、条件の優先順位など、考えることが多く、どこから手をつけていいのか悩む方も多いのではないでしょうか。

 

 

この記事では、土地探しをスムーズに進めるためのポイントや、失敗しないための重要なヒントを、プロの視点からわかりやすく解説しています。

 

 

これから土地探しを始める方も、まだ悩んでいる方も、この記事を読めば土地選びの全体像がつかめ、自信を持って最適な土地に出会う準備ができるはず!

 

 

今すぐ実践できる具体的なアドバイスが満載ですので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

※この記事は、坪100万円の工務店に10年勤務したのち、史上最高のコスパ住宅を扱うカワムラホームにジョインした者が執筆しております。

 

変わった経歴の持ち主なので、気になる方はチェック▼

 

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土地予算の考え方

土地と住宅の適正な予算配分を考えることが大切。

 

土地購入を検討する際、重要なのは「土地」と「住宅」それぞれにかける予算のバランスです。

 

 

一般的に、土地購入にかける予算は全体の30%から40%が目安とされています。

 

 

住宅ローンを考慮しながら、過剰な支出を避け、長期的な家計負担を見据えて計画を立てましょう。

 

 

 

土地探しの進め方

希望の7割を満たしていたら購入するのがベスト。

 

土地探しを進めるうえで、理想通りの土地を見つけるのは難しいことが多いです。

 

 

しかし、希望条件の7割を満たす土地が見つかった場合、早めに決断するのが賢明。

 

 

特に人気エリアでは、良い土地はすぐに売れてしまうため、慎重すぎる判断が機会損失につながることもあります(以前、私のお客様で1週間検討した結果、その間に売れてしまった…なんてことも)。

 

 

重要なのは、どのポイントを妥協できるかを明確にしておくことです(優先順位の決定)。

 

 

 

住宅会社と土地、どちらを先に決めるべき?

住宅ローンは土地だけでは組めない?

多くの人が誤解しがちですが、住宅ローンは土地だけでは組めません。

 

 

住宅とセットでローンを組む必要があるため、土地購入前に住宅会社と契約を進めることが理にかなっています。

 

 

無理なく、滞りなくローンを組むためにも、住宅会社との連携は非常に重要です。

 

 

※土地を先に住宅ローンで購入した場合、2年以内に建物を完成させないと「土地+建物分」が住宅ローン控除の対象にならないので要注意が必要(建物が2年以降の完成だと、建物分しか控除対象にならない)

 

 

 

住宅会社を先に決めるメリット

住宅会社を先に決めることで、家の設計や予算に合わせた土地探しが可能になります。

 

 

また、住宅会社が提携する不動産会社から土地情報を提供してもらえることもあり、効率的に進められます。

 

 

※ここで宣伝させてください。

弊社は新築事業以外に、不動産事業やリフォーム事業などを運営しているため、たくさんのお客様から土地情報を仕入れることができます。

 

そのため、新築計画のお客様が「〇〇エリアで土地を探している」と伺った際は、弊社事業部と連携して”世に出てこない情報”なども提供できる可能性があります。

 

ぜひ、土地探しなどでお困りの方は是非、弊社スタッフにお尋ねください。

 

 

 

住宅会社選びと土地探しを同時に進める

住宅会社選びと土地探しを同時に進めるのは、時間的にも効率的です。

 

家のデザインや施工の希望を具体化しながら、その条件に合った土地を見つけることで、スムーズに家計画プロジェクトが進行します。

 

住宅会社と一緒に土地探しをすることで、「私の思い描いた間取りがこの土地に入るのかな…?」などの不安も一緒に解消できるのでおすすめです。

 

 

土地情報の集め方

インターネットで探す

現代の土地探しは、まずインターネット検索から始めることが一般的です。

 

ポータルサイトや不動産情報サイトを利用することで、希望エリアや予算に合った土地を効率的に見つけることができます。

 

 

 

現地に足を運ぶ

インターネットで情報を集めたら、実際に現地を訪れることも重要です。

 

日当たりや周辺環境、交通アクセスなど、実際に見ないと分からない要素が多いため、できるだけ時間を作って現地確認を行いましょう。

 

 

不動産会社に依頼する

不動産会社に依頼することで、一般に公開されていない「未公開物件」の情報も得られる場合があります。

 

地域の不動産会社を通じて、地元ならではの情報やアドバイスをもらうのも一つの手です。

 

 

住宅会社に依頼する

住宅会社と連携することで、家づくりに適した土地の提案を受けられます。

 

家と土地のバランスを考慮したアドバイスが得られるため、土地と家を一貫して計画したい方におすすめです。

 

※弊社は地域密着型の不動産会社を経営しているので、お困りの際はお声がけください。

 

 

土地購入の流れ

1.買付証明書を提出

土地を購入する際、まずは不動産会社に対して買付証明書を提出します。

 

これは、購入意思を示すための重要なステップであり、価格交渉にも影響を与えることがあります。

 

 

2.住宅ローンの事前審査

買付証明書を提出した後は、次に住宅ローンの事前審査を行います。

 

この段階で、ローンの可否や借入金額が確定するため、契約前の重要な手続きとなります。

 

 

3.土地の売買契約の締結

事前審査が通過したら、土地の売買契約を締結します。

 

この時点で、契約金の支払いも必要になるため、事前にしっかりと資金計画を立てておくことが重要です。

 

 

4.住宅ローンの本審査

契約が完了したら、住宅ローンの本審査に進みます。この段階で正式にローンの承認が下り、資金の融資が確定します。

 

 

5.引き渡し・残金支払い

最後に、土地の引き渡しが行われ、残金の支払いが完了します。

 

この時点で、正式に土地の所有権が移転し、家づくりの準備が整います。

 

 

失敗しない土地選びのポイント

南道路の土地を選んで失敗…なんてことも

よく選ばれる南道路の土地ですが、すべてのケースで理想的とは限りません。

 

南側の交通量が多い場合や、日中の騒音が気になる場合など、必ずしもベストな選択ではないことを覚えておきましょう。

 

 

「売れ残った土地」を選んで成功した事例

一方で、売れ残った土地でも魅力的なケースがあります。

 

周辺環境の整備が進んでから価値が上がることもあり、適切なタイミングでの購入が成功の秘訣です。

 

時間をかけてしっかりと市場を見極めましょう(一緒にお手伝いいたします)。

 

 

不動産会社が見る土地の価値だけで判断しない

不動産会社の評価基準だけでなく、自分の目線で土地を評価することが大切です。

 

周辺環境や将来的な発展可能性など、自分の生活に合った土地選びを意識しましょう。

 

 

ハザードマップで必ず確認する

土地選びでは、ハザードマップの確認が欠かせません。

 

災害リスクを避けるために、地域の洪水や地震のリスクを事前に把握し、安全な土地を選びましょう。

 

防災意識の高まりを踏まえ、リスクが少ない場所を選ぶことが、長期的な安心につながります。

 

 

まずは家づくりについて学ぶことが大切

どんな住宅会社があるのかを知る

土地探しと並行して、どのような住宅会社があるのかをリサーチしましょう。

 

各社の特徴や強みを比較し、自分の理想に合った住宅会社を選ぶことが、家づくり成功の鍵となります。

 

 

持続可能な家を建てる

環境に優しい持続可能な住宅の需要が高まっています。

 

省エネ設計や自然素材の活用など、エコロジカルな観点からの家づくりも検討してみましょう。

 

 

家づくりは中身が大事

最後に、家の見た目だけでなく、中身(性能や機能性)を重視することが大切です。

 

長く住む家だからこそ、断熱性能や耐震性、メンテナンスのしやすさなど、実用性を考慮した設計を心がけましょう。

 

 

まとめ

土地探しは、予算配分の適正化や効率的な情報収集、住宅会社との連携が成功のカギとなります。

 

理想通りの土地を見つけるのは難しいですが、希望条件の7割を満たす土地があれば、早めの判断が重要です。

 

また、住宅ローンは土地だけでは組めないため、住宅会社と並行して計画を進めることが推奨されます。

 

土地の購入には事前のローン審査や契約手続きが伴うため、流れをしっかりと把握しておくことも大切です。

 

さらに、ハザードマップの確認や、不動産会社の評価に依存せず自分で判断することが、リスク回避と成功につながります。

 

土地選びは、長期的な視点で慎重に行い、自分のライフスタイルに合った最適な土地を見つけることが重要です。

 

 

平屋を検討している方はこちら

平屋を検討している方は下記の記事を熟読のうえ、土地探しをスタートしましょう。

 

平屋は二階建てより、土地探しをする際に”あるコツ”が必要になるからです。

 

また、平屋のメリットデメリットを知ることで「本当に平屋を建てていいのか」などの不安も解消されるかと思います。

 

【総集編】平屋のメリット・デメリットを徹底解説!